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土づくり2012

 
カテゴリ:ぶどう園のこと  コメント: 1

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11月に入り、長野では最低気温が間もなく氷点下に突入しようとしています。
山々の紅葉はピークを過ぎ、落葉も目立つようになってきました。
いよいよ冬将軍の到来を感じる季節になってきましたね~。

ぶどう農家としてはいわゆる農閑期を迎えています。
今のうちに多方面な教養を伸ばしておこうと、色んな方に会いに行ったり、書物を読み漁ったりしている今日この頃です。
えっ、畑には全然行かないのかって??
そんなことはありません。
夏場ほど忙しくないにしても、なんやかんやでやることはあるのです。
それに樹の様子も気になりますしね(^^)

「収穫終わった後ってなにしてるの??」
しばしばそんな質問をいただきます。

「土づくり」「施設の補修」「撒きひげの除去」「農機具の整備・整理」などやることは多岐にわたります。
今回は土づくりの様子をお伝えしていこうと思います♪

こちらは緑肥を撒いているところ。
具体的にはライ麦とヘアリーベッチの種を撒いてます。
ライ麦は土中深くまで根を張るので、たくさんの空気穴が確保でき微生物の繁殖を促し、水はけも良くしてくれます。
ベッチ(マメ科)は、大気中の窒素を固定して、根っこから栄養豊富な分泌物を土壌に与えてくれますし、刈り取られた葉茎部分は窒素分の肥料となります。

上は稲わらを藁切りカッターで細かくしているところ。
下はもみがらを運んでいるところデス。
こういった有機物を畑に撒いたり、すきこむことで微生物の繁殖が促進されます。
また、特にもみ殻は空気層が多い為、すきこむことで土の比重が軽くなることが期待できます。

こちらは貝化石散布ちう。
カルシウムや微量要素の補給と、微生物活性化のために1反あたり200kgほど投入してます。
※1反=1,000㎡

こちらは肥沃な土を部分的に補給。
例えば、下の写真のように根っこが露出している樹。
信州の厳しい冬がやってくる前に、凍害対策として、根っこが露出しないように土をかぶせてあげます。
樹勢が弱い樹にも幹の周りに盛り土してあげることで、発根が促進され、樹勢回復が期待できるのです。

今回写真でご紹介したのは、土づくりの一部。
他にも堆肥を撒いたり、畑を耕したりもしてマース。

えっ?農閑期っていっても忙しそう??

・・・。
・・・。
・・・。

そ、そうかもしれませんね(汗)。。
で、でも夏場と比べると私たち的にはかなりゆっくりしている、、、ハズなのです。

堆肥、わら、もみがら、肥料などを撒くのは、肉体的には少し疲れますが、
1本1本の樹の様子もしっかり観察しながらなので、結構楽しくもあります。

家内が一時、mixiのサンシャイン牧場(肥料などを与えて、どんどん良い畑に育てていくゲーム)にはまっていたのですが、
その感覚に近いかもしれません。

貝化石を撒きながら、「これで来年の肥料分補給は完了ダナ」
もみがらを撒きながら、「土の比重が軽くなって、微生物も住みやすくなるし、水はけも良くなるし、根の張りも促進されちゃうかも♪」
ライ麦を撒きながら、「根っこはどれくらい深くまでいくかな?1mくらいかな?相当深くまで空気穴ができちゃうぞ」

なーんてことを考えながら、やっているとあっという間に時間が過ぎていきます(^^)
これら土づくりを何のためにやっているのかといえば、「食味の向上」と「安定生産」の2つ。
(これらのメカニズムについては、別の機会にお話しますね)

土づくりの成果はすぐに出る、というわけではないのですが、5年後も10年後も最高のぶどうをたくさんの方にお届けするために、
コツコツと、そして楽しみながら土づくりに励んでます!

P.S 今回は家内に替わって、わたくし園主がブログを書かせていただきました(^^)

2012年11月22日-10:25 AM
石田弘一

大変なお仕事ですね。美味しいブドウのためには、相応の労働と気配りが必要な事が良く解りました。頑張ってください(^^)

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